加賀市議会 1994-12-09 12月09日-02号
南加賀地域は交通や観光保養基地としての恵まれた条件、地方拠点都市としての極めて高い潜在力を有した地域であります。これらを生かし、南加賀の先端産業、観光都市圏の形成を図っていくには、それぞれの市町が独自の特色や魅力を持った都市基盤の整備を進め、道路交通網の整備を含めて、互いに連携、交流を深めることが重要であります。
南加賀地域は交通や観光保養基地としての恵まれた条件、地方拠点都市としての極めて高い潜在力を有した地域であります。これらを生かし、南加賀の先端産業、観光都市圏の形成を図っていくには、それぞれの市町が独自の特色や魅力を持った都市基盤の整備を進め、道路交通網の整備を含めて、互いに連携、交流を深めることが重要であります。
加賀市、小松市を中心とした南加賀地域は金沢、福井の中間ゾーンに位置をし、空港、高速道路等による三大都市圏との結びつきも強く、我が国有数の観光、保養基地ともなっております。さらには、伝統産業や機械産業の集積や先端産業の導入が進むなど、地方拠点都市としては極めて高い潜在力を有した地域であると思っております。
この対象地域1市5町の5万 7,000ヘクタール一帯の中には、本市の山代、片山津両温泉のほか2つの温泉もあり、また越前加賀国定公園や、柴山、北潟などがあり、風光明媚な観光保養基地であります。これらをいかに有機的に結びつけ、周遊できる広域観光保養ゾーンの形成を図るかが、これからの大きな課題のようであります。同時に、その期待度も非常に高いものがあろうかと思います。
この対象地域が共有する温泉観光保養基地や、越前加賀海岸国定公園、また加越山地を源とする大聖寺川・竹田川の渓谷美、さらに湖沼として柴山潟や北潟湖等の魅力ある資源を有機的に整備することが課題であると考えております。